近藤史恵/光文社文庫/552円/2011.3.14.読了
同心・玉島千陰を主人公にした時代小説。シリーズ4冊目です。 “猪鍋”“清姫”“寒椿”の3本が収録されています。“猪鍋”は千陰の年下の義母の妊娠を核に江戸で人気の猪鍋屋で起きた事件が描かれています。“清姫”は千陰のなじみの歌舞伎役者が襲われ降板し、代役を務めた役者をめぐる騒動。もちろん演目は安珍清姫です。“寒椿”は千陰に持ち込まれた縁談。地味で変わり者、売れ残りしかし名家の娘と見合いした千陰。この女性・おろくのキャラクターが気に入りました♪でも、やっぱり予想通りの結末です。千陰が誰かと結婚したら、シリーズが終わっちゃいますからね。 評価 良
by susitaro522
| 2011-03-14 12:48
| ミステリ
|
ファン申請 |
||