ひかわきょうこ/白泉社/390円/2005.10.18.読了
ひかわきょうこの新刊です。前作「彼方から」と同じくファンタジー、舞台は日本、作中では明らかにされていませんが時代は平安とか室町っぽい感じです(鎌倉時代が抜けてる)。 ストーリーは・・・ 不思議な力(物の怪を呼ぶ)を持つ少女鈴音(すず)が主人公。両親のいないすずは「ととさま(父親)はあったかくてやさしくて困ったときに助けてくれる」と教えられ、近所の子どもにいじめられているのを助けてくれた青年・新九郎を“ととさま”と慕うようになる。1年半の後、新九郎は行方不明に。10年後、ととさまの残した笛から、公家姿でととさまそっくりの男(おじゃる様)が出現・・・。という感じでしょうか。 いろんな物の怪(怖いのもかわいいのも)が出てきます。戦いのシーンもかわいらしいシーンもあります。 ひかわきょうこ、結構根強いファンがいるのですね。「絵が上手」という評価があるのにちょっとびっくりしました。そういう私もデビュー以来ずっと読んでいます。細く長く書き続けていただきたいです。 評価 良
by susitaro522
| 2005-10-18 22:46
| マンガ
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