荻原規子/徳間書店/952円/2005.11.6.読了
古代、神々が人間たちと共存していた頃の日本を舞台にしたファンタジーです。輝の大御神の子、照日(テルヒ)・月代(ツキシロ)に仕える民衆と敵対する闇の大御神に使える土ぐも。そのはざまで翻弄される少女狭也と雉羽矢…。 言うまでもなく、輝の大御神はイザナギ、闇の大御神はイザナミで、照日=天照大神、月代=月読です。雉羽矢は三兄弟の末なので、本来ならスサノオノミコトの役どころなのですが、ずいぶん違っていますね。日本神話の知識のない最近の若い人がこの小説をどのように読んでいるか、気になるところです。 本のタイトルになんだか聞き覚えがあると思ったら、ネットでお知り合いになった高校生のみゆさんのお気に入りだったような気がします。みゆさん、受験勉強頑張っているでしょうね。 評価 良
by susitaro522
| 2005-11-06 05:16
| ファンタジー
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