近藤史恵/光文社文庫/533円/2005.11.10.読了
大学時代からの友人、河合瞳子の投身自殺は友人たち5名に強いショックを与えた。美しくそして他者を容易に受け入れなかった彼女の死の理由について各々が思い巡らせていたが、やがて瞳子の筆跡で「私を殺さないで」と書かれたポストカードが届き…。冒頭で既に亡くなっている瞳子も含め20代後半の男女の心理が丹念に描かれています。こういう純粋で神経症ぽいこと、もはや私は考えなくなりました…。 この本は光文社文庫の新刊なのですが、「絶対に新書で読んでいるに違いない」と思いつつ、内容が思い出せないため買ってしまいました。結局、最後のほうになって、やっぱり既読であることに気づきました…やれやれ。 評価 良
by susitaro522
| 2005-11-10 22:56
| ミステリ
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