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珈琲屋の人々

珈琲屋の人々_e0014175_12523949.jpg池永 陽/双葉文庫/619円/2012.10.22.読了

 おいしい珈琲大好きです。というわけで読んでみました。
 殺人の前科を持つ男性がやっいている喫茶店(珈琲屋)を舞台に、人々の触れ合いを描いた1冊。人生に行き詰った人、決断を迫られた人が登場する連作短編集のような体裁です。どの人も、この主人公が人を殺したことがあるということを知り、そこに何らかの期待をして、この店を訪れます。「この手で殺したのか…」というフレーズ使いすぎ…という感想だけが残ってしまいました。重苦しい人間ドラマってカンジで、残念ながら好のみではありません。

評価 可
by susitaro522 | 2012-10-22 23:28
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