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修道士ファルコ

修道士ファルコ_e0014175_2222930.jpg青池保子/白泉社文庫/733円/2005.11.21.読了

 ↓ と、同時に買ったマンガです。偶然2冊とも世界史っぽい内容になりました。
 14世紀後半のスペイン“ファルコ(鷹)”と呼ばれる修道士がいた。彼は名高い剣士であったが、戦いに明け暮れた俗世を捨て神に仕えることにしたのだ。知り合いに紹介してもらい、祖先のいたドイツの修道院に身を寄せるが、そこにいたのは“ノミの心臓”の院長、俗物の副院長、事件になると活躍する元役人オド、自分の芸術的才能に酔いしれている写字生アルヌルフ、ぼけた老人にしか見えない神の声を聞く老ヤコボ(以上すべて修道士)。平和なはずの修道院に次々に事件が起こり…。日本で平凡に暮らしていると、まったく縁のない修道院の生活がコミカルに描かれています。老ヤコボがかわいいです♪
 青池保子、すごく久しぶりに読みましたが、「エロイカより愛をこめて」読み返したくなりました。でも、長いんですよね、アレ。

評価 良
by susitaro522 | 2005-11-21 22:03 | マンガ
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