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虹色のトレース 1

虹色のトレース 1_e0014175_18133517.jpg田中雅子/ソノラマコミックス/600円/2007.11.17.読了

 なつかしいです、田中雅子。
 中学2年生の小泉流音(ルネ)は、友達といった競技会でフィギュアスケートの魅力に取りつかれる。父親の反対を押し切って、フィギュアを始めることになった流音は有名クラブに入会することになり、スケート選手の道を歩み始める…。
 ヒロインの流音ちゃんは感情的でとにかくすぐ泣きます。で、彼女を支える金髪碧眼の美少年、美少年を支配するスケートクラブの会長の孫にして超美人のタカビーお條さま、ヒロインに対抗意識を燃やす転校生…少女マンガの王道です。
 それにしても、不自然な点が多いです。一番の謎は、流音がフィギュアスケートクラブの寮に入ったら、父親が仕事(流音の学校の先生だったのです)を辞め、アパートも引っ越して音信不通になってしまうことです。亡くなった流音の母親がスケートの選手だったらしいのですが、父親の行動、ムリすぎです。
 少女マンガでは、フィギュアスケートの世界を舞台にしたものが時々ありますね。有名なのは「愛のアランフェス」でしょうか。別な作者のマンガで、“一人デススパイラル”ってムリヤリな技を繰り出すのがあったのですが、タイトルを失念しました。

評価 良
by susitaro522 | 2007-11-17 17:27 | マンガ
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