石川雅之/講談社/533円/2010.7.11.読了
おもしろくてためになるマンガ「もやしもん」の2巻です。 1巻はアラスカの発酵食品・キビヤックで幕開け。キビヤックって、アザラシの体内に魚を詰めて発酵させるそうです。臭いようです。そして、日本酒、冬虫夏草(虫に寄生する微生物。漢方薬として珍重される)、ホンオフェ(エイを発酵させる韓国の食べ物)、O157が1巻では登場します。 2巻は農大の春祭。校内に閉じ込められ、食べ物は紙幣代わりの校票で賄い、突然襲い掛かってくる実行委員に頭の紙風船を割られたらリタイア、校門を守る実行委員の大将を倒すまで、続けられるという奇祭です。農大って、キャンパスに田んぼも畑も牛も酒蔵もあって、モットーは自供自足。なので、可能なお祭りですよね。 臭いものに出会った時の主人公・直保の顔が「鴨川ホルモー」のオニを連想させたり、実行委員の大将が「20世紀少年」のトモダチだったりするところが楽しいです。 評価 良
by susitaro522
| 2010-07-11 19:32
| マンガ
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