石川雅之/講談社/533円/2010.7.13.読了
「もやしもん」3巻です。 このマンガの主人公は菌が肉眼で見える少年・沢木惣右衛門直保のはず。なのですが、私の中では、主人公は樹教授。あるいは菌たちです!樹教授は有名で有能な教授(らしい)。外見はのほほんとしたおじいさんって感じです。ゼミの学生たちと日本酒造りをしていますが、日本酒造りに掛ける情熱はただものではありません。日本酒はワインやビールと比べると、イメージの点からも消費量の点からも後れを取っているようですが、本当の日本酒はすっごく美味しい、ということを樹教授や他の主人公のセリフを借りて、作者が主張していることが伝わってきます。 もう1つの主人公は菌。中でも沢木にいつもくっついているオリゼー(酵母菌)はキュートです。菌同士の会話もキュート&キュート。この菌たちに色がついて、動いて、しゃべる…のが見られるなんで、ドラマ化バンザイですよ。時々こっそり「かもすぞー!」と口走ってます(笑)。作者自身が「主人公の(菌が見えるという)能力が生かされていないと書かれた」と書いているように、直保とは関係なく菌たちは活躍しています。「のだめ」にも登場してます。コラボしてます♪ 評価 良
by susitaro522
| 2010-07-13 19:43
| マンガ
|
ファン申請 |
||