村上もとか/集英社文庫/619円/2010.10.3.読了
「仁」の3巻です。2巻が出ているのに気付かなかったので、2,3巻を続けて読むことになりました。 3巻はペニシリンの巻です。抗生物質は現在ではありふれた存在ですが、いざ作ろうとすると大変です。また多剤耐性菌など、抗生物質の乱用による恐ろしさも喧伝されていますが、やっぱり命を救う大事な薬なのですね。 …という医学的なことはさておき。奇跡のような医術の知識・技術をもたらす仁の存在に脅かされる江戸の医師たちによる陰謀もうごめきだしました。幕末、ぶっそうな時代です。また咲と野風という仁をめぐる2人の女性の存在もクローズアップされてきました。なんだか2人とも遠慮して身を引いてしまい、アブハチ取らずになりそうですけどね(笑)。 評価 良
by susitaro522
| 2010-10-03 20:24
| マンガ
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