彼女はいいなり

e0014175_10325957.jpgサタミシュウ/角川文庫/476円/2012.9.25.読了

 サタミシュウの「青春SM小説」。久しぶりに読んでみました。
 高校生の美樹。童貞の彼は、同級生の恋人との初エッチを夢見ている。部活で忙しい彼女と連絡が途切れているうちに、彼女が部活の後輩にフェラチオしているところに連れていかれ…!ショックを受けた美樹が出くわしたのは高校の女性教師・志保先生。先生の性の手ほどきをうけることになった美樹…。
 あらすじを書こうとしたら、一昔前のポルノみたいになっちゃいました(笑)。
 サタミシュウ、描写がうまいですよね。あんまりたくさん読んだわけではないですが、この描写のうまさが他の作者と一線を画し、このシリーズが角川文庫で出版されている利用かも。特に、美樹が恋人と後輩の浮気のシーンを目撃するところと、志保先生に命じられそのシーンを説明しつつ再現するシーンが秀逸でした。
 それにしても…。美樹の恋人・苑子。ひどすぎます。美樹を大切にしたいと思いながらも後輩との性に溺れてしまうというところまではなんとか了解できますが、後輩に捨てられ、また美樹にすがろうとするなんて醜悪!それと、本の中では志保先生は恋人にばれることを恐れながら美樹と付き合っているのですが、「それもプレイの一環で、ほんとうはSの恋人に命じられてやっているのでは?』と思った私はすれてるの?
 サタミシュウの第1作「私のドレイになりなさい」が映画化されたそうです。見なくては!?サタミシュウの作品ってどれもタイトルにインパクトがありますよね。眼を惹きます。

評価 良
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by susitaro522 | 2012-09-25 21:14
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