竜の涙

e0014175_1001568.jpg柴田よしき/祥伝社文庫/562円/2012.10.16.読了

 東京・丸の内のビルの小さな小料理屋を舞台にした作品。客の一人を主人公にした連作短編集っぽいカンジの構成になっています。同じ広告代理店に勤める3人の女性が別々に登場してきたのが、とっても興味深かったです。あたりまえですが、タイプの違う3人の女性を書きわけていて、お互い同士の人物像も描かれているのが、うまい!って感じました。働く女性、戦う女性を書かせたら、柴田よしき!ですよね。
 この本のもうひとつの魅力は、女主人が作るおばんざいです。解説にもありましたが、読んでいるとたまらなく食べたくなります。お惣菜っぽいところがいいんですよね~。

評価 良
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by susitaro522 | 2012-10-16 07:48 | ミステリ
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