マドンナ・ヴェルテ

海堂 尊/新潮文庫/550円/2013.3.6.読了

 「ジーン・ワルツ」を別視点から書いたものです。「ジーン・ワルツ」のヒロインの母親が主人公。産婦人科医をやっている娘に、突然代理母になってほしいと頼まれるのです。驚きますよね。娘が子どもを産めないのは、自分のせいだと感じ、迷った末に代理母を引き受けた主人公・みどり。日々、大きくなっていく胎児に、「だれがこの子の母親?」という思いも湧いて…。
 「ジーン・ワルツ」の内容をぼんやりとしか覚えていないのですが、こちらの主人公(本書では、主人公の娘)の、行動理念が理解できないです。なんのために子どもを作ろうとしているのか…母親のみどりにも理解できないようで、最終的には母娘対決!という箇所もありました。「バチスタ・シリーズ」の番外編とも言える本作と“かたつむり”を舞台にしたシリーズは理解できないところが多いです。
 みどりが通うクリニックに集う産婦たちが別視点から描かれているところは興味深かったです。ぼんやりとしかおぼえていないけど(笑)。

評価 可
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by susitaro522 | 2013-03-07 12:16
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