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必然という名の偶然

西澤保彦/実業之日本社文庫/600円/2013.5月読了

 腕貫探偵の登場しない「腕貫探偵シリーズ」でした。
 架空の都市・櫃洗市を舞台にした連作短編集。クイーンのライツヴァルのような架空の都市を持つことはミステリ作家の夢なのでしょうか…。
 なにげない謎や疑問から、長年良く知っていると思っていたはずの意外な一面を知ってしまう…という、人間の自己本位さ、エキセントリックさを味わうことができる西澤保彦っぽい1冊でした。
 腕貫探偵シリーズ、続いてますねぇ。それよりも「タックとタカチ」か「チョーモンイン」を書いてほしいです。お願いです。

評価 良
by susitaro522 | 2013-05-12 14:32 | ミステリ
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