ジル・チャーチル/創元推理文庫/600円/2005.12.12.読了
主婦探偵ジェーンが活躍するミステリの第4弾です。 ジェーンの隣人で親友のシェリイは、ジェーンと異なり家事をバリバリこなすスーパー主婦。そのジェーンの頼みごととは高校時代のクラブの同窓会の手伝いだった。今でこそ、スーパー主婦でリーダーシップに優れたジェーンが、昔のクラスメートの前では内気な高校生に戻ってしまうというのだ。そして、集まったメンバーとは…。かつてのクラスメートが女性ばかり7人も登場しますが、それぞれ個性的。というか、ジル・チャーチルの書き分け方、描写力が見事なのでしょうね。 この本の表紙が気に入っています。シェリイが所属していた高校のクラブの名前が“雌仔羊の会”。なので、それぞれ表情の違う6頭の羊と隅でひっくり返って(死んでいる)羊に囲まれて仏頂面をしているジェーンです。 次は「忘れじの包丁」だっ! 評価 良
by susitaro522
| 2005-12-12 22:00
| ミステリ
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