終末のフール

e0014175_10373166.jpg伊坂幸太郎/集英社/1400円/2006.3.26.読了

 小惑星の追突により人類の滅亡を3年後控えた仙台市のマンションに住む人々を主人公にした連作短編集です。
“終末のフール”
“太陽のシール”…優柔不断を絵に描いたような富士夫の妻が妊娠。終末を前に生むべきか?
“篭城のビール”…マスコミの取材攻勢のせいで妹を失った兄弟が、元キャスターの部屋で篭城するが。
“冬眠のガール”…父の残した蔵書を全て読み終えた小松崎は街へ出て行く…。
“鋼鉄のウール”
“天体のヨール”
“演劇のオール”…女優を目指したことのある倫恵子、今は娘役、母役、姉役を演じている。
“深海のポール”…惑星衝突の時の洪水に備えて屋上にやぐらを作る。
 人類滅亡を前に、世界も人の気持ちも荒れ果てているけれど、それでも静かにいつもどおりに暮らしを続けているのです。

評価 優
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by susitaro522 | 2006-03-26 10:38
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