おばちゃまは飛び入りスパイ

e0014175_18594028.jpgドロシー・ギルマン/集英社文庫/686円/2006.4.23.読了

 ミセス・ポリファックスは60代の未亡人。子どもは独立し、何不自由ない生活を送っているが、生き甲斐をなくしている自分に気がつく。そこで、若いころからの夢であるスパイになろうと、CIAに乗り込むが・・・。観光客を装ってメキシコに潜入し、ある品物を受け取ってアメリカに持ち帰るだけという簡単な任務のはずが、敵にとらえられ、アルバニアへ。そして、脱出!
平凡で若くもない女性が、ひょんなことから意外な力を発揮するお話です。どんな苦境に置かれても持ち前のユーモアとポジティブな姿勢で、敵だったはずの人間も味方につけ、切り抜けていくさまが爽快です。同じようなおばちゃまが活躍する、ギャリコの「ハリスおばさん、パリへ行く」もそうですが、欧米の熟年女性って元気ですね。あ、日本にも市原悦子とかいましたっけ…。
 この本は“華鈴のblog”のmutizoさんに教えていただきました。mutizoさん、ありがとうございます。

評価 良
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by susitaro522 | 2006-04-23 19:00 | ミステリ
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