キス

e0014175_23153352.jpg西澤保彦/徳間書店/1500円/2006.5.26.読了

 西澤保彦(そして私が)敬愛する作家森奈津子さまを主人公にしたシリーズの短編集。“勃って逝け、乙女のもとへ”“うらがえし”“キス”“舞踏会の夜”の4編が収録されています。
 人生に絶望し、死を選んだ男が叶えた最後の願いは、絶倫でもてもての男になること…の“勃って逝け、乙女のもとへ”と高校時代あこがれた先輩の息子に出会った主人公と息子(たち)のただれた関係を描く“うらがえし”は濃厚な性的描写がありますが、西澤保彦の描くセックスは、強迫的で苦しそうですねぇ。
 シリーズ前2作の「奈津子、孤島にとらわれ」と「両性具有迷宮」と繫がっている話もありますが、森奈津子さまの扱いが異なる話もあります。
 それより!!びっくりしたのが、作中およびあとがきで書かれていた“森奈津子さまの結婚”。まったく知りませんでした。結婚って、男性と?女性と?

評価 良
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by susitaro522 | 2006-05-26 21:27
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