悪魔が来たりて笛を吹く

e0014175_15315861.jpg横溝正史/角川文庫/705円/2007.1.13.読了

 新春のドラマでやっていたので、久しぶりに原作を読みました。ドラマでは時間の制約があったのか、描写されていなかった登場人物(玉虫伯爵とか新宮子爵とか椿子爵夫人とか)たちのエキセントリックぶりを堪能。どろどろの泥ダンゴの人間関係も堪能です。
 この本は何回か読み返しているのですが、今回は椿美弥子について“醜い”“いかつい”“ウイッチのような”の描写の頻発と玉虫伯爵の愛人菊代のかっこよさが印象的でした。他の登場人物がどろどろしているだけに、下品だけど颯爽として頼りがいがあります。
 稲垣君の金田一耕助は結構気に入っています。犬神家→八墓村→女王蜂→悪魔が来たりて笛を吹く、と来て、来年は何をなにを演ってくれるのかしら。

評価 良
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by susitaro522 | 2007-01-13 00:03 | ミステリ
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