折原 一/文春文庫/619円/2007.11.25.読了
人気ミステリ作家・西村香は覆面作家。年齢も性別も明かしていない彼(彼女?)の元には熱狂的なファンからの手紙が…。サインを強要したり、講演会を勝手に企画したり、自作を送りつけたり、恐ろしいファン心理を、手紙のやり取りだけで描いています。 小説内の西村香は覆面作家で、処女短編集「天駆ける木馬」第二短編集「朝の梟」そして長編「春に死す」などの著作があります。自分の正体を明かすことをかたくなに拒み、色々誘いをすげなく断りますが、読者や編集者が肉感的な美女だと聞くと、手のひらを返したように態度が変わります。○村○が怒るのではないか、と思ったのですが、折原一と○村○は大学時代の友人だそうです。なるほど。 評価 良
by susitaro522
| 2007-11-25 21:49
| ミステリ
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